子どもが一度は拾ってくるであろうでんでんむしむしかたつむり。そのかたつむりを飼育する際の食べ物や、カルシウムの要不要について、現在もかたつむりを繁殖させてしまっているふゆみがお答えします。
かたつむりが好きなのは圧倒的に葉物野菜
かたつむりは基本的に柔らかい葉物野菜を好みます。キャベツ、白菜などが安価で大量に手に入るのでオススメです。にんじんも食べますが、圧倒的に葉物ラブのようです。そのほか、意外に甘いものが好きで、リンゴやバナナなんかも食べます。子どもがいきなりかたつむりを拾ってきたら、とりあえず冷蔵庫の何かを与えるに越したことはありません。
かたつむりのカルシウム元は卵の殻やイカの甲
かたつむりはカルシウムが必須。外に生きているものはコンクリートなんかをガジガジして摂取していますが、おうちで飼う場合には卵の殻や、インコのおやつであるカトルボーン(ペットコーナーで売っています)が便利です。
そのほか、カルシウムタブレットも好きです。特に甘い味がついているものは喜んで、あっという間に食べてしまいます。本当に甘いものが好きなんですね。
野菜もカルシウムもないなら、色画用紙
「かたつむり拾ってきたけど何もない!」そんな日だってあります。でも子どもの目はキラキラしています。そんな時に登場!色画用紙!
100均で買える色画用紙を与えると、とても喜びます。色画用紙の表面には炭酸カルシウムという物質が塗ってあるので、これさえあれば生きていけるということです。ソースはこちら。実際にうちのかたつむりたちも赤い色画用紙を食べて、殻の上から赤が透けてちょっとかわいかったですw
ただし、好みはあるようで…うちの子たちは圧倒的に野菜、そしてカトルボーン、カルシウムタブレットに行きました。くすん。
カルシウムをあげないと共食い率が上がる
カルシウムなんて別にいいんじゃない?と思いますが、実はカルシウムをあげないと、ほかのカタツムリの殻を削り取るやからが登場します。弱肉強食。かたつむりの殻がボロボロになっていくのはちょっと見ていてかわいそうです。
また、2匹以上いると勝手に仲良くなって産卵し始めるのですが、そうするとまたそこでカルシウムを使うので、殻のボロボロ率が上がります。毎回卵の殻なんてねえわ!という場合には、色画用紙を入れておいてください。これだけでかなり救われます。
カルシウムを与えたかたつむりは、みんな元気なまま
過去かたつむりを飼育した時、卵の殻は入れていたのですが、それではイマイチだったようで、卵を産んだかたつむりと思しき子の殻がボロボロになっていきました。もろいと食べやすいから共食いもされていたんでしょう。
その教訓があるので、今回子どもが拾ってきた時には早々にカルシウムタブレット(たまたまあった)や色画用紙を入れておいたところ、卵を産んでも産んでもみんな元気! しかし、そのおかげで増えすぎてえらいことになり、わが家の庭に放ちました……。
残ったものを育てていますが、彼らも元気! これも夏にはうちの庭に放とうと思います。といっても、子どもが「おうちで見たい!」というので、育て続ける可能性も大ですが……
まとめ
- かたつむりの餌、食べ物は野菜、果物、色画用紙とカルシウム
- 最悪色画用紙を入れておけば生きていける
- カルシウムがないと共食いします(複数いる場合)
- 複数いると勝手に繁殖するので、増やしたくない場合の飼育は短期間に…w
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